管理手段
「管理手段」(control measure)とは、ISO22000:2005規格において以下のように定義されています。
「食品安全ハザードを予防もしくは、除去またはそれを許容水準まで低減するために使用できる処置または活動」
これは、コーデックス委員会によるコントロール・メジャー(control measure)の定義と同じです。
ハザード分析によって特定される管理手段は、オペレーションPRP(OPRP)及びHACCPプランの両方により運用されることになります。
管理手段をオペレーションPRPとHACCPプランのどちらを採用するかについてISO22000:2005規格7.4.4項「管理手段の選択及び判定」において、以下を含む論理的手法による評価が要求されています。
a)明確にされた食品安全ハザードに対する,選択された管理手段に適用する厳しさに関連する影響
b)モニタリングの実現可能性(例えば,即時の修正を可能にするタイムリーにモニターする能力)
c)その他の管理手段と関連する,システム内の位置
d)管理手段の機能不全,又は重大な加工上の変動の起こりやすさ
e)機能不全の場合の結果の重大さ
f) 管理手段が,ハザードの除去又は有意なレベルの低減のために特別に確立され,適用されるのかどうか
g)相乗効果(すなわち,2つ以上の手段の相互作用で,個々の手段の効果の総計以上に高い複合効果がもたらされること)
HACCPプランで管理手段を実施するときには、食品安全ハザードについて、この管理手段を採用することで、許容できるであろうと考えられる食品安全リスクのレベルまで予防・除去・低減するために重要管理点(CCP)を明確にし、許容限界(CL)や監視手順、許容限界を超えた場合にとるべき修正及び是正処置、監視を行う際の責任者等を含めて定めておくことが必要です。この場合の管理手段は、すなわちISO22000:2005規格の7.6項「HACCPプランの作成」で規定されます。重要管理点として取り上げる食品安全ハザードは、そんなに多くはならない筈です。
重要管理点として取り上げなかった食品安全ハザードは、オペレーションPRPで管理することが必要です。オペレーションPRPで管理する場合は、許容限界の設定は要求されていません。この場合にも、監視手順、管理状態から逸脱した際の修正及び是正処置、監視を行う際の責任者等を含めて定めておくことが必要です。この場合の管理手段は、すなわちISO22000:2005規格の7.5項「オペレーションPRPの確立」で規定されます。
スポンサードリンク
【ISO22000(食品安全MS), かカテゴリーの関連記事】
・カンピロバクター |
お探しのISO用語の情報が見つかりませんでしたら、 こちらでお探し下さい。
| 【このページをソーシャルブックマークしてみんなに紹介する!】 | |
食品安全マネジメントシステムの妥当性確認.検証及び改善:一般(8.1)/ISO22000
ISO22000:2005規格の8項「食品安全マネジメントシステムの妥当性確認、検証及び改善」: 8.1項「一般」においては、以下のようなことが要求され...
ISOの窓
管理手段を最後までお読下さいましてありがとうございます。
管理手段,ISO22000に関するトラックバックやコメントを受け付けています。
管理手段,ISO22000に関する記事をお持ちの方や管理手段,ISO22000関連のブログをご紹介ください。
必ず訪問させて頂きます。
このエントリーを友達に紹介する!
トラックバックを受け付けています
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.isovocabulary.com/mt/mt-tb.cgi/201
