CL
「CL」(Critical Limit)とは、許容限界または、管理基準と呼ばれます。
ISO22000:2005では、以下のように定義されています。
「許容可能と不可能を分ける評価基準」
参考 参考文献 (Codex規格)から採用。
参考2 許容限界は,CCP(重要管理点)が管理されているかどうかを決定するために確立される。許容限界を越えた場合,又は許容限界に違反した場合,影響を受ける製品は,安全でない可能性があるものとみなされる。
訳注:食品衛生法に基づく総合衛生管理製造過程においては“管理基準”が用いられている
HACCP7原則の3番目(Codexの12手順の8番目の手順)の原則が、この許容限界の設定になります。
CCP(重要管理点)について、適切な管理が行われているか否かを見極めるため、ある許容範囲を設定して、ここから外れると管理が不適切との境界を決めます。
それが、CL(許容限界)になります。
ISO22000の7.6項「HACCPプランの作成」で7.6.3項「重要管理点の許容限界の決定」の中で以下のようなことが要求されています。
- それぞれのCCPごとに定めたモニタリングについての許容限界を設定する。
- この許容限界の決定するレベルについて最終製品の食品安全ハザードの許容水準を外れないものとする。
- 許容限界は、判定可能とする
- 設定に至った許容限界の化学的な根拠等について文書化する。
- 主観的データに基づいた許容限界は、必要な文書類にて、及び/又は教育及び訓練によって関係者に徹底する。
また各CCP(重要管理点)ごとに設定するCLは一つとは、限りません。加熱殺菌の工程では、温度と時間など場合により二つ以上の場合もあります。
許容限界基準の設定の根拠としては、文献等から、最悪の場合を想定して、それでも十分に食品安全ハザード(危害因子)を排除できる方法を科学的データに基づいて裏付けるという考え方が基本になります。
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