COP
「COP」(customer oriented process):顧客志向プロセスのこと。
ISO9000:2005(JISQ9000:2006)では、プロセス(process)について以下のように定義している。
「インプットをアウトプットに変換する,相互に関連する又は相互に作用する一連の活動。
注記1 プロセスのインプットは,通常,他のプロセスからのアウトプットである。
注記2 組織内のプロセスは,価値を付加するために,通常,管理された条件のもとで計画され,実行される。
注記3 結果として得られる製品の適合が,容易に又は経済的に検証できないプロセスは,“特殊工程”(special process)と呼ばれることが多い。」
(3.4.1項)
TSのベースでもあるISO9001:2000で、その序文でプロセスアプローチが推奨されています。
プロセスアプローチは、品質マネジメントの8原則の一つでもあります。
自動車産業の品質管理(TQC,TQM)では、プロセスアプローチは、以前から活用されています。
ISO9000では、プロセスアプローチについて、以下のように記述しています。
「インプットをアウトプットに変換するために資源を使用する一つの活動又は一連の活動は,プロセスとみなすことができる。
組織が効果的に機能するためには,数多くの相互に関連し,作用し合うプロセスを明確にし,運営管理しなくてはならない。
一つのプロセスのアウトプットは,多くの場合,次のプロセスへの直接のインプットになる。
組織内で用いられるプロセス,及び特にそのプロセス間の相互作用を体系的に明確にし,運営管理することを“プロセスアプローチ”と呼ぶ。
この規格の意図は,組織運営のためにプロセスアプローチを採用することを奨励することである。」
TS16949では、特に顧客である自動車会社からの要求事項に基づく,COP(顧客志向プロセス)を中心に展開することが要求されています。
すなわち、COPは、顧客から提示されたインプット(仕様)を受け、最終的にアウトプット(製品)として顧客に提供するプロセス:例えば以下のような「製品実現のプロセス」を指します。
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入札、見積
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注文、依頼
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製品の製造
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出荷、納品
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支払い
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メンテナンス、サービス
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クレーム対応
TS16949では、組織のプロセスは、上記のCOP以外に以下の2つのプロセスに区分してアプローチすることが推奨されています。
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支援プロセス
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