リン循環
「リン循環(phosphorous cycle)」というのは、
「リンが海洋に供給されてから除かれるまでの間に、海洋の物理的な過程、生物・化学的過程によって循環することを」言う。
風化により陸地から溶出したリン酸が河川水により海洋に入ってくる。海洋の表層では、植物に利用され有機リンになるが、生物の死後大部分が微生物によって溶存無機リン酸に分解され再び植物に利用される。
生物の屍体の一部は、深層水に沈降した後に分解される。
深層水の多くは、北太平洋で生成し、南太平洋、南極海、インド洋を経て太平洋に流れるが、この間に粒子の沈降・分解の影響を受けて、太平洋深層水のリン酸濃度は太平洋の2~3倍となる。
深層水のリン酸は、海水の鉛直混合により表層に到達した後、再び植物に利用される。
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