環境影響
「環境影響」(environmental impact)とは、以下の通り定義されています。
『有害か有益かを問わず、全体的にまたは部分的に組織の環境側面から生じる、環境に対するあらゆる変化。』(JISQ14001)
環境側面が原因で、「環境影響」は結果になります。
ISO14004では、「環境影響」の理解について、以下のように説明しています。
『環境側面を特定し,その著しさを決定する場合,組織の環境影響を理解する必要がある。利用できるアプローチは多数ある。組織は,その必要性に合致したアプローチを選択するとよい。
組織の環境側面に伴う環境影響の種類に関して,組織によってはすぐに入手できる情報で十分であるかもしれない。
他の組織においては,特性要因図,入出力若しくはマス/エネルギーバランスを示すフローチャート,又は環境影響アセスメント若しくはライフサイクルアセスメントのような別のアプローチを選択することもある。
選択したアプローチは,次の事項を認識できるとよい。
a) 好ましい(有益な)環境影響及び好ましくない(有害な)環境影響
b) 顕在化した環境影響及び潜在的な環境影響
c) 大気,水,土壌,植物,動物,文化遺産など,影響を受けるであろう環境の部分
d) 地方の気象条件,地下水の水位,土壌の種類など,影響を及ぼすであろう場所の特性
e) 環境への変化の性質(例えば,地球規模の問題か局所的な問題か,影響が発生するまでの時間の長さ,時間の経過とともに影響がその強さを蓄積する可能性など)』(JISQ14004)
また環境側面を考慮するときに次の事項を考慮することを推奨しています。
- 大気への放出
- 水への排出
- 土地への排出
- 原材料及び天然資源の使用(例えば,土地使用,水の使用)
- 地方/地域社会の環境問題
- エネルギーの使用
- 放出エネルギー(例えば,熱,放射,振動)
- 廃棄物及び副産物
- 物理的属性(例えば,大きさ,形,色,外観)
したがって,組織の活動,製品及びサービスに関係する環境側面について,次の事項を考慮するとよい。
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