FTA
FTA(Fault Tree Analysis)とは、その頭文字を並べた略語で日本語では、”故障の木解析”とそのまま訳されて呼ばれています。
FTAでは、FMEAなどの結果で得られた製品とかシステムの致命的故障などの発生が好ましくない事象について、これをトップ事象として、そのトップ事象が発生する要因にどのような発生経路があるか、どのような発生原因によるか、どのような確立で発生するかなど、その発生の原因となる事象を全て挙げ、望ましくない事象とそれらの事象との間を論理記号で結びます。次には、そこで取り上げた各事象ごとに、さらにその原因となる事象は何かを下位の原因系としての逐次掘り下げていきます。
事象とその原因について、andゲート,orゲートなどの論理記号で関係付けて樹形に展開した図をもうこれ以上展開できないところまで掘り下げて完成させていきます。このようにしてトップ事象の根本原因を探求していく手法になります。
上記は、石油ストーブで着火しない事象をその原因系に展開した例で簡単な内容にしています。
FTAは、ソフトウェアやヒューマンエラーなども含めた故障解析に向いているとされています。
FMEAが原因を追究するよりも何に手を打つかといった予防処置に主眼を置くのに対して、FTAでは、原因の解明に主眼をおき、システム内で多くの故障要因が原因となって発生する事象についての解析に適しています。また多重故障などについても解析可能である。
FTAでは、以下の記号を用います。
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