ヒストグラム
「ヒストグラム」(histogram)とは、計量した特性の分布の形を把握するための度数分布のグラフ表示のことを言います。QC七つ道具の一つとされています。
データの存在している範囲を幾つかの区間に分けて、各区間に入るデータの出現の頻度をカウントして度数表を作成し、これをグラフ化したものです。
山形の棒グラフにして分布の形を見ます。データがどのような値を中心にして、どのようにばらついているかが一目で分ります。
一般には、同時にこれから平均値や標準偏差や工程能力指数などを計算したりしますが、ヒストグラムを分析することで製品の品質の状態が規格値に対して満足がいくものかどうかなどを判断するのに役立ちます。
以下に示すのがヒストグラムの例です。
サンプル数を増やして、それに対応して区間の幅を小さくしていくとヒストグラムは、確率密度関数に近づいていきます。
(図は、「Excel de QC7つ道具」byウイステリアによる)
このサンプルの場合には、以下の計算値が得られます。
また分布の形を見ることで、製造現場で4M(Man、Machine、Material、Method)(すなわち、作業者、設備-機械-治工具、材料(材料ロット)、作業方法)が管理された状態にあると、ヒストグラムはきれいな山の形になりますが、その管理に問題があると山形が崩れるので、どのように形が崩れているかの点に着目すれば、なぜ山形が崩れたのかの原因の追求がしやすいことになります。
例えば、以下のヒストグラムの例も二つの条件のロットを併せてヒストグラムに描いている訳ですが、そのことは、ヒストグラムから簡単に推察できます。
チェックシートをうまく活用して素早くヒストグラムの山形を追いかけると問題が早く把握でき、安定した品質の確保ができることになります。
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