パレート図
「パレート図」(Pareto diagram)とは、QC七つ道具の一つとして、対象項目の絞込み、重点化の手法になります。
「サービスのクレーム項目や製品の不適合(不良)項目などを項目別に層別して、出現頻度の順番に並べるとともに、累積和を示した図です。」
不適合品を不適合の内容を項目別に分類して、不適合品の数の順に並べてパレート図を作ると不適合の対策の優先すべき順位がわかり、重点化ができます。
この考え方の基本には、vital few、trivial manyということで重要なものはわずかで、取るに足らない些細なものが多数あるという考え方があります。
パレートは、この考え方を発案したイタリアの経済学者の名前です。この考え方をアメリカの経営コンサルタントのジュラン博士がQCの分野に応用し、手法としてポピュラーなものになりました。
パレート図の作り方は以下のような手順になります。(塗装の不良品データの事例です。)
1.データを発生件数の大きなものから順番に並べ替えをします。エクセルを使う場合には、データ→並べ替えのソートを行います。
上のデータを下のように並べ変えます。
2.次にそれぞれの項目が全体に占める割合を計算します。
3.グラフに縦軸、横軸として、左の縦軸に個数のデータの目盛りを記入し、横軸に個数の大きさの順に不適合の項目を記入します。
4.右の縦軸に0から100%までの累積%の目盛りを記入し、各項目の累積%を折れ線で記入します。
下の図のようなパレート図が完成します。
パレート図が効果的かどうかは、「縦軸の設定が適切か」、「横軸の区分が妥当か」に依存しています。
上の図のように不適合の項目を余り多く取り上げずに5種類程度に絞込み、それ以外は、その他のまとめこむと全体的な見通しが良くなります。
パレート図を取り扱っている参考図書には、以下のような本があります。
QC七つ道具100問100答

細谷 克也
日科技連出版社 刊
発売日 2003-11
現場の改善活動のテキストとして最適 2005-10-07 やさしい基礎から,その理論的な解説まで,よく書かれている.現場主任クラスの,品質教育のテキストとして最適である.また,QCサークル活動を進めるにあたり,常に手元に置いておきたい本である.残念なのは,解説のレベルにばらつきがあり,若干難解な部分もある.
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やさしい新QC七つ道具―TQC推進のための
新QC七つ道具研究会
日科技連 刊
発売日 1984-01
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SQC入門 QC七つ道具、検定・推定編

棟近 雅彦 /広瀬 啓雄 /奥原 正夫 /日本科学技術研修所数理部
日科技連出版社 刊
発売日 1999-09
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やさしいQC七つ道具―現場の力を伸ばすために

石原 勝吉
日本規格協会 刊
発売日 1980-01
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QC七つ道具
細谷 克也
日科技連出版社 刊
発売日 1982-11
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管理者スタッフの新QC七つ道具
日科技連出版社 刊
発売日 2000
QCの古典的名著です。 2004-11-01 QCの古典的名著です。原論から当たりたい方はお勧めです。
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QC手法入門―QC七つ道具と新QC七つ道具の活用〈製造編〉
二見 良治
日科技連出版社 刊
発売日 1988-04
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パソコン新QC七つ道具―パソコンでやる図形思考法

二見 良治
日科技連出版社 刊
発売日 1999-12
今一のところもあるが他に類を見ない力作 2002-01-20 私の場合、まずこの本で紹介されているソフトウェア(超発想法)のあるバージョンを購入した。その際には、この本の存在を知らなかったのだが、同梱されているマニュアルの最後に、この本が紹介されていたので購入してみた。この本は、「パソコン新QC七つ道具」というタイトルではあるが、実際には、QCだけに限らず、幅広く発想法と呼ばれているものを扱っている。紹介されている発想法の数が多いが、短に網羅されているだけではなく、使用法に一歩踏み込めている点がよいと思う。実践的に発想法を使うのならば、まず最初に読む本としては、非常によいのではないだろうか。発想法は、とにかく、その手法が“使えて何ぼ”のものだから、手法自体を勉強する時間は短ければ短いほどよい。「パソコン新QC七つ道具」を読んで、上記のソフトウェアを使えば、習熟のための時間を短くすることができる点は非常によい。残念な欠点は、この本は、上記のソフトウェアのマニュアルのような部分が、そこかしこに点在している。それはそれでよい場合もあるが、そのソフトウェアを持っていない読者への配慮が足りなさ過ぎる。発想法を説くことに目的があるのか、ソフトウェアのマニュアルであることに目的があるのかはっきりしていない部分があり、読んでいてスムーズに思考がついて行けない。前者の目的なら、節の区切り方をもっと知的に工夫して欲しい。後者の目的であるなら、欲を出して市販することなどせず、ソフトウェアに同梱しておいて欲しい。更に、ソフトウェアのマニュアル化しているが故に、ソフトウェアのバージョンアップについて行っていない。たとえ、ソフトウェアを購入しても、この本の操作性を自分の買ったバージョンの操作性に置き換えてやらなければならない。本の中では、それをごまかすためのコメントが多少あるが、あまり役に立たない。後半の欠点はあるものの、他にこのような本が存在していない(私が知らないだけかもしれないが、まだお目にかかった事がない。せいぜい雑誌のアイディアプロセッサー特集か発想法特集だが、踏み込み方がまったく足らないものばかりに思える。)ので、評価は4とした。欠点さえ克服してもらえれば、5でもよいと考える。
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おはなし新QC七つ道具
新QC七つ道具執筆グループ
日本規格協会 刊
発売日 1987-04
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納谷 嘉信 /倉林 幹彦 /加古 昭一 /二見 良治
日科技連出版社 刊
発売日 1986-03
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