OC曲線
OC曲線とは、抜取検査を行う場合に、その検査方式を決めた際に、不良率がθのロットを合格にする確率(P(θ))が対応して決まる。
この際に、不良率のθを横軸にし、P(θ)を縦軸に取り、プロットした曲線のことをOC曲線(Operating Characteristic Curve:作用特性曲線)と呼ぶ。
検査特性曲線とも呼ばれています。
OC曲線を見れば、採用している抜取検査方式において、ある不良率を持ったロットがどの程度の確率で合格するかが判断できます。
上記の図は、ロット数1000個から50個のサンプルを抜取、3個までの不良があった場合に、そのロットを合格とする(すなわち、4個以上不良が見つかった場合には不合格とする)抜取検査方式の場合のOC曲線を計算したグラフです。
この場合に、ロットの不良率10%だった場合のロットが合格する確率は、約25%になります。逆に言えば、75%が不合格になることになります。
悪いロットにもかかわらず誤って合格と判定されてしまう場合には、消費者にとって迷惑な判断で、このような判断により消費者に損失が生じる確率(危険)を消費者危険と呼んでβの記号で表します。βは0.1に設定している事例が多いようです。
他方、良いロットであるにもかかわらず不合格になる確率もあります。合格させても問題が無いものが不合格に判定される、すなわち生産者損失が生じる確率を生産者危険と呼びαの記号で表します。一般にα=0.05に取られるような事例が多いようです。
このOC曲線が不良率(θ)の増加と共に急激に0に近づくような抜取検査方式が理想的ということになります。
上記の図のOC曲線の場合には、不良率が12.9%以上の悪いロットが合格する確率は10%(0.1)以下ということになります。
逆に不良率が2.7%(0.027)より良いロットが不合格になる確率は、5%(0.05)以下だと判断することができます。
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