適合と不適合
適合(conformity)
とは、ISO9000:2005(JISQ9000:2006)において以下のように定義されています。
「要求事項を満たしていること。」
注記 用語“conformance”は同義語であるが、使ってはならない。
(3.6.1項)
一方で、
不適合(nonconformity)
とは、ISO9000:2005(JISQ9000:2006)において、以下のように定義されています。
「要求事項を満たしていないこと。」
(3.6.2項)
要求事項(requirement)とは、同じく、3.1.2項で「明示されている、通常、暗黙のうちに了解されている若しくは義務として要求されている、ニーズ又は期待」と定義されていいます。
すなわち製品要求事項、品質マネジメント要求事項、顧客要求事項などの要求事項が求める基準を満たしていれば、適合となります。
これらの要求事項に関わる基準に適合しているかを判断するために内部監査や検証、検査などを実施します。
ISO9000:2005(JISQ9000:2006)の上記の定義では、要求事項の定義では、3つのニーズ又は期待が定義されています。
ニーズは明確だが、期待は、必ずしも明確かとの印象があります。
義務として要求されている要求事項は、契約とか法令・規制とかに基づく要求事項。これは、明示されている要求事項になっているケースがほとんど。
明示されている規定要求事項とは、例えば、文書で明記されている要求事項ということで要求事項の注記3で定義されていますので、この場合の判断も明確なものになります。
暗黙のうちに了解されている対象となる期待が暗黙のうちに了解されていることが、組織、その顧客及びその他の利害関係者にとって慣習又は慣行であるもの。注記1のこの解説からするとこれが期待の要求だと考えるとこれも明確なものになると思われます。
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