品質保証
品質保証(quality assurance)
について、ISO9000:2005(JISQ9000:2006)では、以下のように定義しています。
この定義では、品質保証:QAは、品質要求事項を満足しているという顧客からの信頼感に焦点を当てた活動でQMSの一部としています。
ISO9000を離れ、TQMの観点からすると、品質保証は、製品またはサービスのライフサイクルを通じて、全ての段階で実施される活動ということになります。
一般的には、この品質保証活動は、計画、確保、確認、約束、伝達といった5つの活動から構成されています。
すなわち品質を計画する活動には、品質企画、品質目標、品質設計から品質方針の策定や、品質保証のシステムを構築する活動を含んでいます。
品質を確保する活動には、原料の調達から、工程での品質の作り込み活動。
また品質を確認する活動には、品質の検査、品質の調査などの活動。
また品質を約束する活動には、顧客との契約に基づく、製品について補償を行う活動。
さらに品質を伝達する活動には、品質の情報を処理し、関係する部署に伝達する活動。
ISO9000自体は、その第一版が発行されたときには、「model for quality assurance、in design、development、production、installation and servicing)「設計、開発、製造、及びサービスにおける品質保証モデル」となってこのような表題で品質保証規格としての位置づけをその表題でも表していました。
しかしながら第三版の2000年規格では、表題からはなくなりましたが、基本的な考え方の面では、JISQ9001:2000の序文でも以下のように言及されています。
「この規格の表題は変更され、今や品質保証という言葉を含んではいない。このことは、この規格で規定された品質マネジメントシステム要求事項は、製品の品質保証に加えて、顧客満足の向上をも目指そうとしていることを反映している」
顧客の持っているニースや期待に応え、顧客に信頼感を与える製品およびサービスを提供していくための一連の活動ということで、『品質保証とは、要求事項に対する適合性確保の予防手段』という見方が品質保証の重要な側面をとらえた考え方であると思われます。
ISO9001では、QMSの一部となっていますが、わかりやすくは、『品質保証は、顧客のニーズ・期待が組織の製品・サービスに確実に反映されているようにするための活動』というように考えると更に有効性を高めたQMSにつながる活動が展開できるように思われます。
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