検査
検査(inspection)
とは、ISO9000:2005(JISQ9000:2006)で以下のように定義しています。
「必要に応じて測定,試験又はゲージ合せを伴う,観察及び判定による適合性評価。」
(ISO/IEC Guide 2)
3.8.2項
ここの検査の定義の中味としては、「基準となる要求事項に対して、測定や試験やゲージとの照合をして得られた測定値と基準値とを対比して、適合、或いは不適合の確認をすること」と言うような意味でよいかと考えられます。
ISO9001:2000規格では、7.1項「製品実現の計画」のc)項において、『c)その製品のための検証、妥当性確認、監視、検査及び試験活動並びに製品合否判定基準』を明確にすることが要求されています。
これは、日常の活動の中で実施している製品またはサービスの検査について、どのような検査を行っているかを明確にせよということになります。
また7.4.3項「購買品の検証」においても『組織は、購買製品が、規定した購買要求事項を満たしていることを確実にするために、必要な検査又はその他の活動を定めて、実施すること。』と要求されています。
ここは、要求項が検証で『客観的証拠を提示することによって、規格要求事項が満たされていることを確認すること』ですが、必要な検査(受入検査)とかその他の活動で客観的証拠に基づいて、規格要求事項との適合性を確認することになります。ここは、記録の維持の要求はありませんが、運用上は必要です。
また8.2.4項「製品の監視及び測定」において『組織は、製品要求事項が満たされていることを検証するために、製品の特性を監視し、測定すること。
監視及び測定は、個別製品の実現の計画(7.1参照)に従って、製品実現の適切な段階で実施すること。
合否判定基準への適合の証拠を維持すること。』が要求されています。
これは、7.1項に対応したもので、一般には、購買品、(アウトソースしたプロセスがあれば)外注の仕事などに対する受入検査、購入検査、工程内(中間)検査、完成品に対して実施する最終検査、出荷検査などがこれに該当します。
検査は、検査、試験の基準となる図面の規定値などの基準(値)に対してノギス、ゲージ、レベル、トランシットとかによる測定値、または、試験結果、見本などと照合し、比較して合否判定が行われることになります。
検査の方法としては、無検査から全数検査、抜き取り検査などあります。
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