継続的改善
継続的改善(continual improvement)とは、ISO9000:2005(JISQ9000:2006)において以下のように定義されています。
「要求事項を満たす能力を高めるために繰り返し行われる活動。」
注記
改善のための目標を設定し,改善の機会を見出すプロセスは,監査所見及び監査結論の利用,データの分析,マネジメントレビュー又は他の方法を活用した継続的なプロセスであり,一般に是正処置又は予防処置につながる。
ISO 9001:2000(JIS Q 9001:2000)の4.1項「一般要求事項」で以下の通り要求されています。
「その品質マネジメントシステムの有効性を継続的に改善すること」
また5.1項、5.3項、6.1項、8.1項、8.4項のような展開で継続的に改善をすることが要求されています。
とくに、8.5.1項「継続的改善」において以下のように要求されています。
「組織は、品質方針、品質目標、監査結果、データの分析、是正処置、予防処置及びマネジメントレビューを通じて、品質マネジメントシステムの有効性を継続的に改善すること。」
これは、QMSの有効性を品質方針、品質目標、監査結果、データの分析、是正処置、予防処置及びマネジメントレビューといった取組を通して継続的に改善するということ。すなわち、こういった流れの改善活動を繰り返し行うということです。
継続的改善は、品質マネジメントの8原則の一つでもあります。(ISO 9000:2005規格の序文の0.2項で以下のように取り上げられています。)
また同規格の2.9項でも取り上げられ、以下のように説明されています。
「品質マネジメントシステムを継続的に改善する目的は,顧客及びその他の利害関係者の満足を向上させる可能性を高めることである。改善のための活動には,次のものがある。
a) 改善の領域を明らかにするために,現状を分析し,評価する。
b) 改善の目標を設定する。
c) その目標を達成するために可能な解決策を探す。
d) これらの解決策を評価し,選定する。
e) 選定した解決策を実施する。
f) 目標が満たされたかどうかを判定するために,実施結果を測定し,検証し,分析し,評価する。
g) 変更を正式なものとする。
必要であれば,より一層の改善の機会を明らかにするために,改善の結果をレビューする。このように改善は継続的な活動である。顧客及びその他の利害関係者からのフィードバック,並びに品質マネジメントシステムの監査及びレビューも,改善の機会を明確にするために利用できる。」
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