有効性
有効性(effectiveness)とは、ISO 9000:2005(JISQ 9000:2006)において以下の通り定義されています。
「計画した活動が実行され,計画した結果が達成された程度。」
ISO9001:2000規格の4.1「一般要求事項」で以下のように要求されています。
「その品質マネジメントシステムの有効性を継続的に改善すること。」
これは、品質マネジメントシステムでそれまでに達成されていた実績を越えて改善することを言っています。
あるいは、5.1項「経営者のコミットメント」でも以下のように要求されています。
「トップマネジメントは、品質マネジメントシステムの構築及び実施、並びにその有効性を継続的に改善することに対するコミットメントの証拠を次の事項によって示すこと。」
さらに5.3項、5.5.3項、5.6.3項、6.1項、6.2.2項、8.1項、8.4項、8.5.1項で「有効性」が用いられていますが、同様の計画、目論見などについて、その過程の如何を問わずそれが達成された程度を言っています。
このようにISO9001:2000では、QMSやプロセスの『有効性の継続的な改善』が対象になっています。
有効性に対して効率(efficiency)があります。効率は、それを達成するのにどれだけ資源が必要であったかというような定義になります。(詳細は別個記載)
有効性は、100個の製品を作ろうとして結果的に何個の製品が出来上がったかの結果が有効性で、歩留まりみたいなものになります。
したがって有効性があるということは、不適合品を生じないで製品が作られ、顧客に供給されたという結果が達成されたかということになります。
製品を作るためにどれくらいの時間が掛かったかあるいは工数(労力)を要したかなどのその過程がどうであったかについては問いません。過程を問題にすると上の効率が関係することになります。
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